HOME>最新情報

最新情報 詳細

労働局 調査の貸し切りバス18事業所 全てで違反「指導を徹底」=岐阜

2012/10/18

 岐阜労働局は23日、県内の貸し切りバス事業所で行った立ち入り調査で、抽出した18事業所の全てで労働時間の超過などの労働基準法違反があり、7割の事業所で労働時間改善のために厚生労働省が定めた基準に違反していたと発表した。同労働局では、違反が確認された事業所に対する是正勧告を行うとともに、「バス事業所の監督指導を徹底したい」としている。
 調査は、群馬県の関越自動車道で4月に起きた高速ツアーバス事故を受けて実施。貸し切りバスを運行している県内の96事業所から18事業所を抽出し、5~6月にかけて行った。
 その結果、労使間の協定がないまま1週間の労働時間(40時間)を超えていた事業所が9あったほか、決められた残業代を支払っていない事業所も6あった。また、厚労省の基準については、1日の拘束時間(最大16時間)を超えている事業所が11あるなど、13事業所で違反が見つかった。
 一方、県内の112のバス事業所を対象に行ったアンケート調査では、従業員が30人未満で車両保有台数が10台以下の事業所が全体の6割を占めるなど、小規模な事業所が多いことも判明。日雇いの運転手が全体の3%にあたる53人、歩合制の運転手が15%の232人いるなど、運転手を取り巻く厳しい労働条件も浮き彫りになった。
[読売新聞社 2012年7月24日(火)]