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75%で労働法違反 立ち入り事業所=新潟

2012/10/12

 新潟労働局は、県内事業所の2011年の労働基準法などの違反率が、平成に入って最も高い75・9%になったと発表した。「経済情勢が厳しい中、安全担当部門のコストが削減される傾向がある。労働災害も2年連続で増加している」と指摘。違反が見つかった事業所には是正勧告を行い、悪質な場合は書類送検などを行うとしている。
 県内9労働基準監督署が昨年1年間に立ち入り調査を行った計4031事業所のうち、3061事業所で違反が確認された。
 項目別では、労働基準法(労働時間)違反が最多で、週40時間・1日8時間を原則とする労働時間の枠組みが確保されていない事業所は936に上った。
 次いで多いのは、労働安全衛生法(機械・設備等の安全基準)違反。880の事業所で労働災害防止のための十分な措置が講じられていなかった。時間外・休日労働に対する割増賃金の不払いやサービス残業などの労働基準法(割増賃金)違反も、753の事業所で見つかった。
 また、昨年1年間に、仕事上のけがや病気で4日以上休職し、労働災害と認められた人は2598人で、死者は21人だった。
[読売新聞社 2012年4月26日(木)]