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JR北海道 安全輸送担当役員が退任 引責人事は否定=北海道

2012/10/04

 JR北海道は30日、取締役会を開き、一條昌幸専務と島田修常務が退任することを決めた。一條専務は関連会社「札建工業」、島田常務は同「JR北海道ホテルズ」の社長に就く。
 一條専務は安全輸送を担当する鉄道事業本部長で、昨年5月に起きた特急脱線炎上事故の直接の責任者。島田常務も同7月、社員の違法残業を巡り札幌中央労働基準監督署から是正勧告を受けた際、労務関係の責任を負う総務部長だった。同日、同社本社で開かれた記者会見では、「引責人事ではないのか」との質問が相次いだ。
 これに対し、栗原進専務は「事故、是正勧告の直後に、それぞれ報酬カットで責任を取った。グループ全体を考慮した人事で、引責の意味はない」と強調した。
 また同社は、小池明夫社長の続投を6月19日の株主総会を経て正式決定する。
 代表権のある取締役は小池社長一人の体制を継続し、権限を集中させて安全輸送の再構築を進める。柿沼博彦会長も再任され、「安全基本計画」の策定を主導する。任期は2年間。鉄道事業本部内で、部署間の連携を図る「企画室」、駅のサービス向上対策を練る「駅業務部」を新設する組織改編を行うことも決めた。
[読売新聞社 2012年5月31日(木)]